馬術・競馬

浜中俊は下手くそなの?落馬で重傷?斜行で騒動?引退も考えた?

浜中俊の嫁の名前や画像は?子供は何歳?祖父の影響で騎手に?
からの続き。

 

2019年11月に落馬事故で重傷を
負ったJRAの人気ジョッキー、
浜中俊さんは

約3カ月間のブランクを経て
2020年2月に復帰。

ファンをホッとさせました。

 

浜中俊さんは2012年にJRAの
リーディング(勝利数)1位に輝き、

年間100勝も3回達成している
トップ騎手の一人ですが。

 

一時期は度重なる騎乗ペナルティーで
「斜行男」とファンから
揶揄されていた時期もありました。

 

今回は浜中俊さんのレース中の
トラブルについてまとめてみます。

浜中俊は下手くそ?

子供の頃は水泳や空手も習っていた
という浜中俊さんはデビュー当時から
身体能力の高さが評判でした。

 

どのような性質の馬でもソツのない
騎乗をこなすことができる

浜中俊さんには有力馬の騎乗依頼が
集まり。

デビュー6年目の2012年には
JRAリーディングで1位
輝きます。

 

年間100勝は2012~14年まで
3回達成していますが、

年間100勝を達成した騎手は
JRAの長い歴史の中で26人
しかいません。


出典

このことからも浜中俊さんの
ポテンシャルの高さがうかがえ
ます。

 

しかし、

浜中俊さんは注目度の高い重賞レース
で競走中の斜行によるペナルティーで
騎乗停止処分を受けるなどで。

ファンの一部は

「斜行男」

などと揶揄する声もあり、最近は
どうも巧者のイメージをあまり
持たれていないのが現状でもあるよう。

 

実績からも決して下手だというわけ
ではないと思うのですがね。

 

斜行については後の項目で触れます。

浜中俊の落馬事故は?

浜中俊さんは2019年11月24日の
京阪杯で落馬負傷。

 

「左鎖骨骨折」「胸椎骨折」
「両肩甲骨骨折」「左右肋骨骨折」
「左手甲骨折」という重傷で。

2020年2月29日の復帰まで
約3カ月を要しました。

 

浜中俊さんは2016年2月7日の
東京新聞杯でも騎乗馬が
馬場の内側の柵に激突。

馬場に投げ出され、体を激しく
打ち付けられています。

 

その時も診断結果は

「左トウ骨遠位端骨折」
「左第2指中手骨骨幹部近位骨折」
「左第4指基節骨基部骨折」
「左第4指中手骨頚部骨折」
4カ所の骨折に
「脳震とう」という重いものでした。

 

2度にわたる大きな落馬事故。

 

診断結果を並べてみると命だけでも
助かって良かった、という印象しか
受けません。

 

後遺症とかは大丈夫なのでしょうかね。

 

騎手は危険と背中合わせなんだと
いうことを改めて実感します。
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浜中俊は斜行で騒動?

浜中俊さんの騎乗で問題となった
のが2016年11月のGIレース、
マイルチャンピオンシップです。

 

ミッキーアイルに騎乗して
逃げ切り勝ちを果たしましたが、

ゴール前で斜行して、他馬の
進路を妨害してしまいました。


出典

競走馬は生き物ですし、常に真っすぐ
走れるわけではないので、

できるだけロスなく走らせるのも
騎手の技量の一つなのですが。

 

この時、

浜中俊さんは先頭に立っていた
ミッキーアイルをゴールまで
粘らせようと

最後の直線で右側からムチを連打。

これでミッキーアイルは左側に
斜行し始めます。

 

その左側の後方からはライバルの
馬たちの何頭かが鋭く伸びて、

ミッキーアイルに迫ってきて
いましたが。

 

浜中俊さんは斜行を修正する様子が
なく右側からムチを連打し続けたため、
さらに左側へ斜行。

 

周囲の騎手の立場だと、
例えば車を運転していて

隣の車線を走っていた車が
急な車線変更で前に
入ってきた感じでしょうか。

 

進路をふさがれたり、手綱を引くなど
急ブレーキをかけざるを得なかった
被害馬が多数発生。

 

ミッキーアイルは1着ゴールイン
しましたが

フェアプレーとは言えない事案で
JRAの裁決委員が審議。

 

走行妨害がなければ被害馬が
加害馬に先着していたという判断では
なかったので、

ミッキーアイルの優勝は変わりま
せんでしたが。

 

一歩間違えば大事故につながり
かねなかった浜中俊さんのプレーに
ついては、

開催8日間の騎乗停止処分
下されました。

 

賞金が高く、騎手も必死になる
GIレースはこういう事例も
起きやすいこともありますが。

 

JRAリーディングジョッキー
にもなった実績のある
浜中俊さんのプレーとしては
ファンの納得は得られないものでした。
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さらには・・・

 

そして、2017年3月に阪神競馬場で
行われたGⅡレース、

フィリーズレビューでも浜中俊騎手は
斜行により騎乗停止処分を受けて
います。

 

1番人気のレーヌミノルに騎乗して
2着に入りましたが、

この時も先頭に立とうかという
勝負どころで急激に内側へ斜行。

 

先頭争いをしていたライバルの
進路を遮ってしまいました。

 

その時も馬の降着はありませんでしたが
浜中俊さんは8日間の騎乗停止処分。

 

さらに問題となったのが、レース後、
マスコミからの呼びかけに応じず、

「もういいでしょ」

と一言で立ち去ったことでした。

 

これが

「謝罪くらいしろ」
「反省していない」

などと競馬ファンからの反感を
買うことになります。

 

浜中俊さんは2012年に
JRAリーディング(勝利数1位)
となって以降、

2015年までの騎手成績はベスト10
以内を堅持していましたが。

 

2016年以降はベスト10から
外れるようになり、
収得賞金額も良かったころの半分に
減っています。

 

浜中俊さんが輝く場面が一時期より
減ったのは、

もしかすると騎乗停止処分によって、
リズムが崩れたというのもあるかも。

 

それは次の項目で触れる浜中俊さんの
発言からもうかがえます。
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浜中俊は引退を考えていた?

度重なる大舞台での斜行ペナルティー
で、当時の浜中俊さんは相当に
気持ちが滅入っていたそうで。

後に競馬メディアの対談で
浜中俊さんと先輩騎手の
藤岡佑介さんが明かしていますが。


出典

2017年のフィリーズレビューで
処分を受けた当日の夜、

浜中俊さんは藤岡佑介さんに
「もうジョッキーを続けていく
自信がない。辞めたいです
とメールしたそうです。

 

藤岡佑介さんは
「若い頃から雑なところがあるし、
そういうことの積み重ねで
こういうことは起きるんだ」

と返信には厳しい言葉を並べて
激励。

 

次の日には浜中俊さんの家にまで
行って直接、話を聞いてあげた
そうですが。

 

浜中俊さんは

「もう完全に自信がなくなって
しまって」

という状態で、藤岡佑介さんも

「ホンマに辞めてしまう
のかなと思った」

とのこと。

 

騎手は活躍次第で1億円プレーヤー
にも手が届く夢のある職業ですが。

ファンはお金をかけて応援して
いますし、

競走馬の馬主さんも多額の
育成費用をかけているので。

 

騎手のプレッシャーは想像以上に
きつそうですし。

 

歯車がかみ合わなくなると辞めたい、
という感情も出てくるのでしょうかね。

さいごに

一時期はやや印象が薄くなっていた
浜中俊さんですが、

それでも2019年には最高峰の
日本ダービーで優勝。

 

しかも12番人気という低評価の
ロジャーバローズを1着に導く
好騎乗で、

その存在感を再び強烈にアピール
しました。


出典

やはりもともと、
騎乗センスはあるのでしょうし
まだ三十路に入ったばかり。

 

今後はケガに気を付けて盛り返す
チャンスを逃さずまたひと花、
ふた花と咲かせてもらいたいものです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
テツヤ
テツヤといいます。 北海道在住のライターです。 珠算の有段者というのが唯一の自慢。 でもお金の管理が苦手で 妻に「意味がない特技」と言われてます…。