森末慎二の若い頃は？現在は宮古島で天丼屋は閉店？
からの続き。
元体操選手でタレントの森末慎二さん
は、一流のアスリートが第２の人生で
成功した代表的な存在と言って
いいでしょう。
お笑いタレントも顔負けの
トーク力があり、テレビの
バラエティーや講演などを多数
こなしており。
さらに、落語や音楽など多方面の
分野で大活躍してきました。
森末慎二さんは明るくポジティブな
性格の印象を受けますし、
そうしたイメージで世間に受け入れ
られていると思いますが。
いろいろとエピソードを拾うと繊細な
面もあるようです。
今回は森末慎二さんの多才ぶりや
性格のこと、また、あまり生活臭が
しない森末慎二さんですが、
愛するご家族もいらっしゃいますので
そのあたりを調べてみます。
目次
森末慎二の家族や息子は？
森末慎二さんは体操選手として
現役だったころに結婚している
ようです。
奥様は近藤典子さん。
こちらも体操選手で日本体育大の
１年後輩だそうです。
近藤典子さんは現役引退後、
日体大女子体操の監督やコーチを
務めるなど、指導者としても活動
してきました。
森末慎二さんは別記事で触れて
いますが、2011年に宮古島に
移住しています。
ただ、
奥様は多忙なため、宮古島には夏、
冬休みの年２回程度行くくらい
だそう。
お二人は息子さんに恵まれて
いますが、息子さんの情報は
ほとんどありません。
おそらく、社会人になっている年齢
くらいかと思われますが。
息子さんも宮古島には典子さん同様、
夏と冬の年２回くらい行く程度
ということなので。
息子さんも森末慎二さんには
同行はしていないようです。
森末慎二の性格は？
森末慎二さんは講演会などで
自らの性格を
「Ｂ型で目立ちたがり」
と言います。
本格的に体操を始めたのは
高校生の時ですが。
小学生の頃から鉄棒で大車輪をして
周囲を驚かせていたそう。
本人も自覚する目立ちたがり
という性格がタレントでも成功した
要因なのかもしれませんが。
ただ、意外なのは
「かなり緊張しぃなんです」
ロサンゼルス五輪に出場する前は
緊張のため五百円玉くらいの
円形脱毛症ができていたそうで。
「だからオリンピックの僕は
アフロヘアーなんです。
ずっとハゲを隠していました」
確かにロス五輪時の森末慎二さんは
ボリュームを持たせた感じの
ヘアスタイルですが。
それで脱毛している部分を
目立たなくしていたのでしょうかね。
さらに本番直前には39度の高熱にも
見舞われていたそうですから。
森末慎二さんはその明るい笑顔から、
いつもポジティブな印象もありますけど。
「緊張しぃ」というのは本当なのかも
しれません。
それでも体操選手としてもタレント
としても、結果を残してきたのですから。
根っこのところでは森末慎二さんの
精神力は相当なものなのでしょう。
スポンサードリンク
森末慎二のトーク力は？
森末慎二さんはタレント転身で
成功したアスリートの代表的な
存在ですが。
バラエティー番組などを見ても、
トーク力に長けている印象が
ありますし。
「オリンピックに行くこと
自体が夢でしたから、金メダルは
おまけ」
などと、人の心に残るような
言葉を発したり。
アスリート、タレントとしての
経験と優れた話術を見込まれ、
多数の講演活動もこなしています。
調べてみると、森末慎二さんは
大の落語ファン。
もしかすると、
これが森末慎二さんのトーク力の
基盤となっているのかもしれません。
森末慎二さんは「緊張しぃ」
であることは前述しましたが。
大会前などは、1970年代から
90年代にかけて大活躍した
上方落語家、２代目桂枝雀さんの
落語のテープを聞いてリラックス
していたそう。
森末慎二さんはタレント転身まで
体操に打ち込んでいたわけですし、
芸事を磨くためにたくさんの時間を
割いてきたわけではないですから。
名人・桂枝雀さんの落語を
聞き続けていたことはタレントでも
成功した森末慎二さんのトーク力と
無関係ではない気がします。
そして森末慎二さんは本格的な
落語にも挑戦。
「金メダル亭慎二」の高座名で
45歳の時には国立演芸場の舞台にも
上がりました。
師匠の金原亭世之介さんも
「金メダルを取るような人は
何をやってもうまい。勘がいい」
と、落語家としての森末慎二さんも
絶賛しています。
スポンサードリンク
森末慎二は多才？
前述しましたが、落語家としても
高いレベルのパフォーマンスが
できるという森末慎二さん。
その他にも多才なことでも
知られています。
週刊少年サンデーで1994年から
2000年まで連載された体操漫画で、
アニメ化もされた
「ガンバ！Ｆｌｙ ｈｉｇｈ」
は森末慎二さんの原作です。
現役を引退した後も、体操の普及に
貢献できるよう漫画をつくってみた
とのこと。
2016年のリオ五輪で史上初の
体操個人総合２連覇を果たした
内村航平さんが目標の選手について
「藤巻駿」と語ることがありますが。
藤巻駿は
「ガンバ！Ｆｌｙ ｈｉｇｈ」
の主人公です。
また、歌手としてＣＤデビューも
果たしました。
音楽については中学時代にギターを
始め、日体大時代には体操部の
後輩らと
「ジムナスティツクバンド」
というバンドを組んでいたそうです。
和訳すると「体操バンド」
森末慎二さんは最初はドラムを
担当していましたが、そのうち
ボーカルもやりはじめたのだとか。
前述した金原亭世之介さんの
「金メダルを取るような人は
何をやってもうまい」
という一言はまさに言い得て妙ですね。
さいごに
体操で世界の頂点に立った
森末慎二さん。
それまではさぞかし、努力努力の
日々だったことが想像されますが。
落語を熱心に聞いたり、バンドを
組んだりと、当時は息抜きだったの
でしょうが、その後のタレント生活に
つながることにも手を染めていたの
ですね。
また、
森末慎二さんは大学時代の一時期、
パチンコにのめり込んでしまい、
練習がおろそかになったことも
あったそうです。
岡山の関西高から特待生として
日体大に進みましたが。
日本代表クラスの選手が集まる
体操部は練習も個々の自主性に
任されており。
「部活のような全員参加がなく、
サボろうと思えばいくらでもサボる
ことができる」
と、その環境に甘えが出てしまった
のだとか。
それでも、
ただ一人、高校の先輩でもある
２つ上の上級生が
「何やってんだ！」
と叱ってくれ、心を入れ替えたの
だとか。
内面の弱い部分を克服して多方面で
一流となった森末慎二さんには
人間的な魅力を感じますし。
タレントとして人気があったのも
理解できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
