フィジー出身のラグビー選手、
副島亀里ララボウラティアナラさん
が、７人制ラグビーでの五輪２大会
連続出場を目指しています。
いきなりお断りで申し訳ありませんが、
お名前が長いのでここでは「副島亀里
さん」とさせていただきますね。
副島亀里さんはフィジー出身で日本人
女性との結婚を機に来日。
７人制ラグビーの日本代表となりリオ
五輪に出場するなど活躍を続けていま
すが、
来日後しばらくは実業団チーム入りが
叶わず、土木作業員で生計を立てなが
らクラブチームでプレーしていた苦労
人でもあります。
そんな副島亀里さんの、嫁や子供、
父親もラグビー選手だった？など
ここまでのラグビー人生をまとめて
みました。
目次
副島亀里(そえじまかめり) のプロフィール
副島亀里さんのプロフィールです。
【生年月日】
1983年６月１日
【身長】188センチ
【体重】100キロ
【所属】
コカ・コーラレッドスパークス
【ポジション】
ＦＷ（７人制）
ＷＴＢ（15人制）
【出身地】フィジー
【出身校】
ランバササンガム高校
【血液型】Ｏ
副島亀里さんは2009年の来日後、
福岡のクラブチーム、玄海タンガロア
でプレーしていました。
2014年には７人制の佐賀代表として
長崎国体でＭＶＰ。
その後は日本代表入りを目指し、代表
コーチに売り込みをかけて強化合宿に
呼んでもらい、
与えられたチャンスを生かしてリオ五
輪日本代表の座をつかみとりました。
リオ五輪では残念ながらメダル獲得は
ならず日本代表は４位でしたが、
副島亀里さんはエース級として活躍。
特に１次リーグ初戦では強豪ニュージ
ーランドから同点トライで、幸先よい
白星に結び付けをチームを勢いづけて
います。
2018年のラグビーワールドカップセ
ブンズにも日本代表に選ばれています。
東京五輪の７人制ラグビーの注目選手
として、15人制のワールドカップで大
活躍した福岡堅樹選手と並んで名前が
挙がることも多いので、
副島亀里さんはケガなどのアクシデン
トがない限りは東京五輪の代表選手と
して選ばれるのは濃厚と言えるのでは
ないでしょうか。
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副島亀里(そえじまかめり)の嫁は日本人で子供は何人？
副島亀里さんの妻は日本人で彩さんと
言います。
彩さんは青年海外協力隊の理学療法士
でフィジーの病院で働いていた時に
副島亀里さんと知り合いました。
２人は2007年に結婚し、副島亀里
さんは「桜のジャージーを着る」
ことを目標に2009年に彩さんの故郷
である日本での生活をスタートさせ
ました。
2013年には日本に帰化。
２人の間には子供が４人いて、
男の子３人、女の子１人だそうです。
第４子となる男の子は2016年のリオ
五輪の年に生まれたことから
「里桜（りお）」と命名。
副島亀里さんは５人きょうだいの長男
だそうですが、父親としても子だくさ
んのファミリーを築いています。
副島亀里(そえじまかめり)の父親もラグビー選手？
副島亀里さんの父親もワールドカップ
に出場したラグビー選手で、いとこは
1997年の７人制ワールドカップの優勝
メンバーだそう。
フィジーは「男はラグビーボールを
持って生まれてくる」と言われるほど
ラグビーが盛んな国ですが、
副島亀里さんの一家は特にレベルが高
いようですね。
副島亀里さんも３歳からラグビーボー
ルを追いかけていたそうで
「学校の時間以外はずっとラグビーを
やっていた」とのこと。
ラグビーに取りつかれた理由を副島亀
里さんは
「激しいファイトをしても、ノーサイド
の瞬間に相手をリスペクトすること。
他のスポーツでは終わった後に相手チ
ームと嫌悪になる可能性もありますよ
ね」
と語っています。
確かにどんなに激しい試合でも終わっ
た後のラガーマンはみんな優しい表情
をしてますね。
まあ、あれだけ大柄な男たちがもし
場外乱闘なんて始めたら大変なことに
なるでしょうが…。
21歳の時にフィジーの強豪クラブ
「レッドロック」に入団して24歳
までプレー。
そして、彩さんと結婚したことで
目標は日本でのプレーに切り替わり
ます。
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副島亀里(そえじまかめり) の所属は？
副島亀里さんは2016年からトップリー
グのコカ・コーラレッドスパークスの
所属選手となりました。
その２年前にもコカ・コーラ入りする
話があったそうなのですが、契約を前
に右膝の靭帯を損傷。
移籍が立ち消えになっていたとのこと
です。
前出しましたが、副島亀里さんはコカ
・コーラ入りする前、玄海タンガロア
というクラブチームの選手でした。
2009年の来日直後も、トップリーグ
の実業団入りを目指していたのですが
外国人枠が壁となり入団が叶わなかっ
たそう。
日本語に不慣れだった副島亀里さんに
代わって妻・彩さんが奔走。
苦境の夫のために、クラブチームの
玄海タンガロアを見つけ、佐賀市の土
木工事業「シライシ舗道」で働きなが
ら競技を続けられるようレールを敷い
たそうです。
それでもクラブチームの練習は週２回
のみ。
作業員としてフルタイムで働き空いた
時間を空き地で一人練習に費やしてい
たという副島亀里さん。
ラグビー選手としての先が見えずに競
技を辞めようと思ったこともあったそ
うです。
努力の甲斐あってリオ五輪の代表をつ
かみ取ると五輪本番までの期間は会社
を休職してラグビーに専念。
その間の生活費は有志の寄付に支えて
もらっていたとのこと。
「ラグビーを続けられるのは
理解がある会社や家族のおかげ」
九州方面へは足を向けて寝られない
ですね。
「シライシ舗道」を退職して念願の
実業団入りを果たした時に副島亀里
さんは「ショック」という言葉で
うれしさを表現しています。
不運もあったなか、長年の苦労が報わ
れたことは副島亀里さん自身にとって
衝撃だった、ということなのでしょう。
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さいごに
2020年で37歳となる副島亀里さん
ですが、強靭な肉体による激しい
コンタクトは相変わらずライバルの
脅威です。
以前、インタビューで話していまし
たが、副島亀里さんは体重が落ちや
すい体質らしく食べることには特に
気を使っているのだとか。
100キロ前後の人が体重が落ちやす
いというのも意外ですが。
おそらくラグビーに心血を注いで人に
負けないボディーをつくりあげたので
しょう。
2019年に行われた15人制のワール
ドカップは日本代表がベスト８と
なり大いに盛り上がりました。
東京五輪に挑む７人制の日本代表も
リオ大会のベスト４以上の成績を残し、
メダル獲得を達成できれば、ラグビー
界はさらに注目を浴びそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
