江川卓の生い立ちは？父親や弟は？嫁は？子供は？
からの続きです。
1980年代に日本を代表する右腕
として大活躍した元読売ジャイアンツ
投手の江川卓さん。
引退後は野球解説者、タレントに
転身。
キャスターやコメンテイターとして
テレビ番組でレギュラーを持つなど。
第２の人生でも成功を収めた
プロ野球選手の代表例と言える
でしょう。
そういえば、江川卓さんは監督や
コーチなどで現場復帰していませんが。
それには何か理由があるので
しょうか。
多額の負債を抱えていた時期もあった
ようですし、今回は江川卓さんの現在
や過去の借金問題などについて調べて
みます。
目次
江川卓の現在は？
現在の江川卓さんは野球解説者、
タレントとして活躍しています。
メディア出演では日本テレビの看板
スポーツ番組「Ｇｏｉｎｇ！
Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ」での
野球解説はご存じの方も多いでしょう。
番組の前身である
「スポーツうるぐす」から通算すると
27年間出演を続けています。
ただ、2021年７月には
東京スポーツに気になる記事が
載っていました。
江川卓さんが「Ｇｏｉｎｇ！
Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ」からの
卒業を申し出ている、というものです。
その理由は関係者の話として出て
いましたが。
ギャラの高騰や出演者の若返りを
課題としている番組の空気を察知した
江川卓さんが、自ら降板の意思を
示しているなどとあります。
そして、旅番組やバラエティー出演
などタレント活動に本腰を入れて
いくような話も出ていました。
ただ、江川卓さんのファンなら、
愛着もあるであろう出演番組から
自ら降りるということは、
もしかすると指導者として現場復帰？
などと期待したりもしますよね。
江川卓さんが引退後、一度も
ユニホームを着ていない件に
関しては後の項目で触れます。
江川卓が監督になれない理由は？
江川卓さんは現役を引退後、
一度も指導者としてプロ球界に
復帰していません。
これについては、江川卓さんの過去の
借金問題が大きく影響しているという
見方があります。
なぜ借金を抱えたのかは後述しますが、
ナベツネこと読売新聞社代表取締役主筆
で巨人軍のオーナーなどを歴任した
渡辺恒雄さんも。
江川卓さんの借金問題には
「巨人の監督に相応しくない」
と常々言っていたとか。
それでも、過去のメディアなどを
見ると、江川卓さんが巨人軍の監督や
コーチとして招聘される可能性は
ゼロではなかったようです。
江川卓さんは日本テレビ元会長の
故氏家齊一郎さんに評価されていた
ようで。
渡辺恒雄さんも野球人気回復への
切り札として江川卓さんを
ヘッドコーチなどで現場復帰させる案
は持っていたとのこと。
巨人ＯＢの借金問題といえば、
元投手の桑田真澄さんが不動産投資
の失敗で約20億円の借金を抱えた
ことで知られています。
その桑田真澄さんも引退後は指導者の
声がなかなかかかりませんでしたが、
2021年に投手チーフコーチ補佐
として現場復帰しています。
となると、江川卓さんも現場復帰
する可能性もゼロとは言えないかも
しれませんよね。
スポンサードリンク
江川卓の借金50億円とは？
江川卓さんは現役時代から
財テクに精を出していたそうですが。
バブル期の事業失敗で約50億円の
借金を抱えていた時期があるとのこと。
いわゆるバブル崩壊で痛手を負った
一人だったのですね。
どうしたら返済できるのか想像も
できない金額ですが。
精力的に仕事をこなして現在は完済
したとか、読売グループが肩代わり
したとかの噂があるようなので。
少なくてもメドは立っているのかも
しれません。
江川卓さんのようにタレントでも
活躍できるバイタリティーがあれば。
監督やコーチで現場復帰するより、
稼ぎが大きいという話もあり。
もしかすると、江川卓さんにとっては
タレントの方が収入を増やしやすく、
指導者になることには積極的でなかっ
た可能性もあるかもしれません。
江川卓の引退理由は？
江川卓さんは1987年のシーズンを
最後に現役を引退しています。
実働９年で32歳。
現役として最後となったシーズンも
13勝をマークしており。
ファンにとっては納得しがたいもの
でしたが。
大活躍の裏で江川卓さんは入団
４年目の1982年ごろから右肩痛に
悩まされ続けていたそうです。
プロスポーツの一流選手は
ボロボロになるまで現役を続ける
のが使命と考える人もいますし。
全盛のイメージのまま舞台を降りる
のを美学とする人もいるようで。
江川卓さんは後者を選んだのでは
ないでしょうか。
引退会見で話題となったのが
「禁断のツボ」
江川卓さんは長らく中国針で肩を治療
していたそうですが。
引退会見では最後のシーズンはチーム
が優勝争いする中で。
「ここに打てば投げられるが、今年で
（選手生命が）終わってしまうかも」
と言われた禁断の場所に打って投げたと
語っています。
その時は美談として受け取られ
ましたが。
後日に
「そのような危険なツボはない」
と鍼灸医団体に抗議を受けた江川卓さん。
どうやら、これは引退会見で気持ちが
高ぶり、盛ってしまったようで。
江川卓さんが後日謝罪。
江川卓さんといえば入団時の江川事件
もありましたが。
引退時もただでは済まない
「江川劇場」が繰り広げられたよう
です。
スポンサードリンク
さいごに
巨人のエースとして活躍した
江川卓さんは入団２年目の1980年に
16勝をマークして最多勝のタイトル
を獲得。
翌1981年には20勝して最多勝と
ともに防御率もトップ。
この年はチームの優勝にも貢献して
ＭＶＰにも輝きました。
1980～82年と３シーズン連続で
奪三振１位というのも、江川卓さん
のすごさを感じます。
一方で好投していながら突然
ホームランを浴びてしまうケースも
多々あり。
江川卓さんをプロ野球ファンは
「一発病」と揶揄していた
時期もありました。
ホームランを打たれた際、腰に手を
やり、首をひねるシーンがたくさんの
人にものまねされていたのは。
江川卓さんの現役時を知る世代の
方々には記憶があるのではないで
しょうか。
後に江川卓さんが語ったところによる
と、バッタバッタと三振の山を築いて
いるときは
「ぼーっと酔っちゃって」
何と、自分で自分のピッチングに
酔ってしまい、失投してしまうことが
あったらしいです。
また、江川卓さんは
「外国人に弱い」などとも言われて
いましたが。
パワーがあり速球に強い外国人に対し、
「どこまで通用するのか試したい」
という気持ちで対戦していたとも
言いますから。
もちろんチームの勝利を第一に考えて
いたとは思いますけど。
かわすピッチングでしのいだ方が
良さそうな場面でも、プライドをかけて
勝負したケースが多かったのかもしれ
ませんね。
プロ選手としてとても魅力的だった
江川卓さん。
もし監督になったらどんな采配を
するのか。一度は見てみたい気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
